振り込め詐欺事件で警察に協力していた高齢女性、うっかり100万円振り込む
言葉巧みに高齢者を誘導して現金を受け取ろうとする、振り込め詐欺などの"特殊詐欺"。
最近ではおかしな電話を受け取ると警察に通報する人が増えており、捜査協力を頼まれることもあるようだ。
警察に協力して犯人グループが特定できれば、気持ちいいのは間違いない。ただし、気を付けないと、こんなうっかりミスが起こってしまうこともあるようだ。
警察官が立ち会っていたのに、100万円振り込む
振り込め詐欺の捜査に協力していたのは、大分県国東市の80代の女性。「医療費の還付を受けるために100万円振り込んで」との電話を受け、警察に通報していた。
男の口座番号を聞き出して凍結させるために、おばあさんは騙されたフリをしてATMへ。27歳の巡査が立ち会い、イヤホンで電話の会話を聞いていたそうだ。
しかし、会話を聞くのに夢中になっていた巡査はおばあさんの振り込み手続きを止めるのを忘れ、おばあさんはうっかり100万円を相手の口座に振り込んでしまったという。
前日も被害にあっていた
実はおばあさんは、前日も同じ内容の電話を受けて100万円を振り込んでしまっていた。2日連続で電話がかかってきたため、おかしいと思い警察に通報したにもかかわらず、2日間で200万円が悪党の手に渡る結果となった。
お金は無事賠償された
この出来事が起こったのは今年の1月のこと。半年ほどの時間がかかったが、国家賠償法に基づいて、7月2日までに全額が賠償されたというからひと安心だ。
全文
http://irorio.jp/jpn_manatee/20150702/242442/
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